実は硬派だったー負傷兵のリハビリから始まったピラティス

ピラティスと聞くと、ヨガと同じようなカルチャースクールやトレーニングスタジオのような、女性のおしゃれな趣味の運動のイメージが浮かびます

 

が、ピラティスはもともと、ドイツで負傷兵のリハビリのために発案された運動です

ですので、リラックス目的ではなく、身体を強くする、鍛えるリハビリ運動であり、特に体幹を強くするには最適なトレーニングです

 

創始者のピラティス氏は、「人の年齢は背骨でわかる」とおっしゃったそうで、背骨、体幹、骨盤を重視します

 

負傷兵のリハビリから始まったので、ベッドに寝て体幹を鍛える動きが多く、麻痺のかたにも適したリハビリ運動であるといえます

当センターでは、ピラティス指導の有資格者も在籍しており、ピラティスの動き、特に背骨をしっかり動かす、体幹を鍛える運動をリハビリメニューに組み込んでいます

体幹を鍛えることで歩行がしっかりし、バランスも良くなります

転倒防止のためにも大切なトレーニングです

 

余談ですが、日本で武道、茶道などで、「丹田 たんでん」に力を入れて、と言われます

おへその下のあたりの丹田・・・この「丹田」がピラティスでも重要とされています

日本の「道」と通ずるものがあります